Friday, February 22, 2013

修行僧

Oh, How to Do Now / The Monks



The Monks のドキュメンタリー
が面白いと数年前にルンナ女史に聞いてずっと頭にはあるのだけど、未だに観れてない。

前回のエントリーの掃除のおばちゃんですが、オペレーションまで出来るようになればいいじゃーんと言うハナシに至り、レギュラーでアシスタント勤務をすることになりました。
ベーシストをつとめるバンドがOld Monk。
サウンドエンジニアアシスタントとして働くスタジオの名前は、Vibromonk。
両者全く関係ない所で知り合ったのだけど、まさかこんなに Monk に縁があるとは。

私は高校生の時にサウンドエンジニアになりたいなぁとぼんやり思っていたのだけど、大学在学中に血迷ってふわふわと違う方向に進んでいき、結局エンジニアになる勉強を真面目にしませんでした。どえらく遠回りをしてこれから修行することに。ただ今更なゆえ、ある程度の経験の上でわからない事は何かが明確だし、アホほどある種類のマイクやら機材の扱いに興奮することも怖じ気づくこともない。レコーディングエンジニアはアーティストの意向を汲んでゴールに向けてのプロセスに協力するのが仕事なので、自分がアーティストとして作品をつくるのとはメンタルをまっっっったく違うところに置かないとならないのだけど、これも今だから出来るという気がする。エンジニアになりたいなーとぼんやり思っていた時分は、その器はなかったと思うなー。えーと、、、とんがってたので、、、。(苦笑)

そんなわけで本日は映画のサウンドトラック一曲のレコーディングでした。グランドピアノ、アップライトベース、クラリネット、エレクトリックギター、ドラムスの5人で、スウィングの3分程度の曲。ギターの人がベースの人に「Nice to meet you. (初めまして。)」と挨拶してたので、あぁプロの集まりなんだと悟りましたよ。
実際 8テイクくらい録音(初テイクは初セッション)して終了。間にいちどだけ録音を聴いて直すべきところを話していたけれど、曲としてまとまっているかのみに焦点が置かれており、録音の音に関しては全く意見ナシなので、マイクを変更するとかそういうことは一切無く。多分ラストテイクは聴いてもないんじゃないかな、なにせあっという間でした。
ダンさん曰く「毎日こんなんだったらいいのに。」というセッション。片付けして、遅いランチ(デリバリーのタイカレー。美味。)食べて帰宅。

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