Monday, February 18, 2013

ばいと

Heartbeat / Tahiti 80


先日Old Monkがレコーディングしたスタジオで、この週末3日間はイスラエル人の男の子、ダニエルくんのプロジェクトのレコーディングがありました。ダニエルくんとプロデューサーと、そのバックバンドというか、スタジオミュージシャンらが集まってのレコーディング。
 ・・・で? 
で、ですよ。
なぜそこに私が居たのか。
 …元々サウンドエンジニアのダンさんとは知り合いなのですが、レコーディング中に人が来たり片付けたり色んな事を全部ヒトリでやんなきゃならなくて大変らしく、とりあえず来といてと言われ。雇われました。レコーディングエンジニアアシスタントと言うと聞こえが良いけど、実質、雑用というか、掃除のおばちゃんというか。

雑感。
忍耐力を試される仕事でしたわー…。私とは英語を話してくれるけれど、それ以外は全員がヘブライ語で会話していたから、ハナシの内容が全く理解できない環境だったし。

 1日目、前日レコーディングをしたという大所帯バンド(12人) の片付け。それからダニエルくんのプロジェクトのセットアップ。そしていざレコーディングを開始してから私が帰るまでの4時間ほどは、プロデューサーが何度もドラマーに「ディスコ!」と指示出して、そのディスコのリズムでずーーーっとドラムの音決めしてました…。マイクは勿論何度も変えて色んなの試して、バスドラムそのものも3種類くらい試して。
ワタクシ録音に至らぬうちに「明日来れないけど明後日来ますね。」と言って帰宅させて頂いたのですが、私がスタジオ出る時に「明後日までにはドラムの音は決まってると思う!」と冗談めかして言われたけれども…。
それにしても贅沢なスタジオの使い方...。

2日目、私は行けなかったのですが、ダンさんとしては「大変だった」らしい。男子たちが飲んだら飲みっぱなし食べたら食べっぱなしで大変だったと。…そこかい。でも4曲は録ったそう。

3日目、本日は掃除のおばちゃん出勤デス。残り2曲をアレンジしながら進めていたから割とゆっくり。あせる様子もなし。むーん、、贅沢。(私がアーティストとしてレコーディングする時に、スタジオでのんびりアレンジ進めることなんてなかなか出来ないっす…。えーと、、、主にバジェットの問題で、、、、。)
初日はドラマーの叩くディスコのリズムの、音色のみが変化していくのを延々聞いてましたが、きょう初めてダニエルくんの「曲」を聴きました。なんだろ。オシャレなロック?(なんて薄っぺらい表現…。ゴメンナサイ)
曲の雰囲気から、Tahiti 80 を思い起こさせられました。
男の子らは確かに食い散らかしっぱなしだったけど、みんな良い子たちでした。売れるといいねっ☆ ...というか、私はイスラエルのポップシーンって全然わからないけれど、完全に売れるのが前提なプロジェクトに見えたけれども。

仕事中に唯一覚えたヘブライ語は、「マ?」です。あまりに頻繁に耳に入ってくるので、気になって意味を尋ねたんです。what? らしい。日本語で言う「え?」ですね。今日から使えるヘブライ語、「マ?」。

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