Friday, March 29, 2013

かーてん

Good Weekend / Art Brut

Art Brut っていうベルリンのバンドが2年ほど前にニューヨークに来たときに、たまたまチケットを頂いたのでフラっーと見に行ったらあーーーまりに素晴らしかったので、それ以来大ファンです。2005年に発売された1stアルバム -Bang Bang Rock&Roll に「Good Weekend」っていう曲と「Bad Weekend」 っていう曲が入っているのですが、2006年に発売された1stアルバム -Bang Bang Rock&Rollのre-released盤に「Really Bad Weekend」 って曲が入っていて、さらに2011年に発売されたアルバム -Brilliant! Tragic!には「Lost Weekend」って曲が入ってます。
ベーシストが女性なのですが、最近の彼女は極力映像や写真に映り込みたくない感じがあからさまなところに親近感を感じて仕方ありません。
いつか Old Monk が Art Brut のオープナー出来たらいいのに!!!!! (夢を語るのは自由。)

ワタクシの近況と致しましては、税金のこととか契約書のこととか事務作業が多くて禿げそうになるわー、レコーディングスタジオは意外と力仕事が多くて髭が生えそうだわーで大変デス。つっても最近のスタジオでのメインジョブは前回のエントリーで言及したとおりカーテン作りだったわけですが、

この布が


こんな風になりました。

コントロールルーム(エンジニア側の部屋)


パフォーマンスルーム(演奏する側の部屋)


あともう一部屋あるけれど、私のなかではオマケってカンジすわー。 よゆーよゆー。

曲の作業している時って、ゴールが明確じゃないんです。「いいかなー、どうかなー。」って思いながら、最終的に自分とか、自分に関わってるいる人がゴールを決めます。時に妥協もあります。ゴールと決まった後も、いやどうかな、、、大丈夫かな、、、、みたいな感じがつきまとうこともあります。
しかしこのカーテンの作業はゴールが明確。ゴールに向かってひたすら突っ走れば良いので、最終的に効率の良さ(早さ)のみと戦ってました。

実はニューヨークに引っ越してきて私が一番最初に買ったモノがミシンで、それで最初に作ったものがウチのカーテンなのです。窓が多いのでハシ縫って鳩目つけて吊るしただけでも大変だったからアタシエライ、アタシヨクヤッタ、と思っていたけれども、今となってはめーちゃくちゃショボく見える…。
かと言って、ウチの為にドレープカーテンを作る気分には、しばらくならないけども、、、。

Tuesday, March 19, 2013

BBB

私のボスのダンさんは、こだわりのあるレコーディングスタジオのオーナー兼エンジニアであるだけでなく、Balkan Beat Box が USツアーの専属エンジニアであります為、 只今ツアー中。
日曜日はニューヨークでのライブだったので、私も行かせて頂きました。否、ステージで「俺たちはライブをしたいんじゃない!パーティーをしたいんだぁぁ!」って言ってたんで、パーティー。
パーリーに行ってきた。


ダンさんがこんなにも華やかな舞台を作りあげているなか、私はレコーディングスタジオの管理を任され主に何してるかっていうと、この赤いヴェルヴェットのカーテンを作っとります。

レコーディングスタジオにミシンを持ち込み、カーテンづくりに勤しむサウンドエンジニアアシスタント。。。 とりあえずコントロールルームの分は終わったっ。 
カーテンづくりって一見簡単そうなんですけれども、大きなカーテンは作ったことのある人にしかわからないめんどくささがあります。布の幅によってドレープがどれ位とれるか計算しなきゃならないし、縫い始めたら縫い始めたで、まっすぐだけど縫う距離が異様に長かったり。最初の一枚がキレイに出来た時はとても達成感があります。一枚が決まればあとは同じ作業の繰り返しだから、作業の効率はだんだん良くなり、今あたくし縫うの、ちょー早いっす。
4月に大御所のレコーディングがあるのでそれまでにパフォーマンスルームのほうのカーテンまで終わらせて欲しいって言われたんけども、ずぇんずぇーん余裕。
ただ作業としては、飽きた。。。 さっさと終わらせてネクストステップへ進みたし。

Saturday, March 16, 2013

じこしゅちょう

アマゾンで注文してた iPhone ケースが やってきました。 moog opus3. 写真をいい感じに処理してプラスティックケースに貼ってあるだけで、想像してたものよりショボくてダサい。


私が高校生の時に、電車で時々みかける他校の、すごくキレイなひとがいました。見かけるたびに「ホント美人だなぁ…」と思ってたんですけれど、ある日その人の学生カバンの裏に、大きくBOOWY ってピンクの蛍光のレタリングシートが貼ってあるの発見してしまってとてもガッカリしたんです。 私のこの Moog のiPhone case で、そんなストーリーを思い出してしまいました。因に当時 BOOWY はとっくに解散してたのですが私が言いたいのはBOOWYどうこうではなく(むしろ私も好きですし)、学生カバンにピンクのレタリングシートはないよなぁ、ってことです。だから iPhone case にmoog opus3もナシかなぁ、って思った、っていうね、そういう話です。 自己主張の仕方って問われるよなぁと。

下記のビデオ2本は逆に、こちらの主張のないところでエディティングされたビデオであります。

 Telephone Bones は 1st album に入ってる曲なのですが、ビデオは映画学校の卒業制作かなんだかに協力したというかたち、なのかな、そんな感じだと思います。
Old Monk "Telephone Bones" from Eenie Meenie Records on Vimeo.
最初の台本がバンド内でラブストーリーみたいになってたので、そこは断固拒否して変更してもらったのですが、結構な勢いで監督の独壇場でした。基本的に映画を撮りたいヒトなんだろうなーって思ったのを覚えています。割と私らは指示通り動いただけデス。

下記は先日のライブ。(3/14/13 at spike hill)
エディティングどうこうよりも、まず私が選べるならばライブの最初の2曲をビデオにしないけれども。笑 でも有り難いことです。

こうして自分の意思のないところで作られた作品に居る自分をみて、色々と反省する日々でございます。

Monday, March 11, 2013

れこーでぃんぐ #3

8日の金曜は、Old Monk のバックアップギターとボーカルのレコーディングでした。プレーヤーはジョッシュのみで、わたくし遂に、職場でオペレーターデビュー。ダンさんは運動会の娘を撮影するかの如くパシャパシャしてました。
おぉ良い写真!だけど、なんだろこの違和感、、、って思って、しばらく眺めて気がついた。
専門学校のパンフレットみたいなんだわ、、、。貫禄なさすぎなのか。

こっちも…。ジョッシュのほうは「っぽい」のに。あたいカウントとるのに手拍子とかしてたのかしらん。

なにせ初めて大きなスタジオでオペレーションしましたが、セットアップはダンさんに手伝ってもらったし、曲は全部知ってるしバンドのメンバー相手だから言いたいこと言えるし、もたもたしててもゴメンゴメーンで済むし、やってることは基本的にはウチの(ミニ)スタジオと変わらず。今年に入って一番の疲労を感じた日にはなったものの、問題なっすぃんぐでした。

しかしこの作業を、知らない人の知らない曲で、ましてや楽器を弾く人が大人数いるような状況でやるっていうのがイメージ出来ない。おそろすぃーーー。

と私が言ったのを聞いた、ダン師匠のお言葉。
「セットアップは全てロジカルなのでトラブルがあっても解決可能。技術的なことは何とかなる。ヒト(アーティスト)を扱うのが難しいだけ。」

...人と関わる仕事は何でもそうですわなぁ。

難易度:
機械 < 人。

ともあれ

こうして仕事ができることや出会いに感謝しつつこれからの人生も大切に歩む所存でございます。3/11/2013

Tuesday, March 05, 2013

あいふぉん #2

Banana Phone / Raffi

日曜に、待ちに待った電話を!買いに行って参りました!!!
アップルストアに到着してからもまだ迷いがあったものの、結局、iPhone5 にした。正直私には 4S でも十分だったのだけど、Newer is Better と言いきかせ。

一通り手続きが終わると店員さんに「セットアップしていきますか?」と尋ねられた。パソコンであれば、自分でやるっす、と言ってモノだけ貰ってサッサと帰るところだけども、ケータイ電話ですもの。今すぐに、今すぐにすぐに、使いたーい。

そんなわけで私の買った電話はその場で開封され、 老夫婦のiPadのセットアップを手伝ってる店員さんが電源だけ入れた電話を私に手渡して「わかんないことあったら教えて。」と言う。なんだ結局自分でやるのか、、、と思いながら始めたら、手順の3つ目くらいで「AT&T(電話会社) のサーバーに繋がりません。もう少ししたらまたトライしてみて〜。」という表示が出る。たった今契約更新したばっかりだしそんなこともあるよねーと思い3度ほどトライしたもののダメなので、ついに電話をテーブルにおいた。老夫婦のiPadに付きっきりの店員さんが「出来た⁉」と聞くので「つか、出来ない。」と言うと、店員さんがトライ、そして同じエラー。こりゃオカシイってことになり、AT&T のサーバーが落ちてないかを確認に行った。

そして、新しい電話をもって来て、開封…。

商品のiD番号と使ってる人を合わせないとならないからか、またこちらのiDを見せてサインしてっていう契約のプロセスをさせられた。

ここまでで既にかなり時間を食っており、ちょー空腹だった私はちょー不機嫌だったのだけども、ウチにそのまま持って帰らなくて良かったぁ、、、と思うとちょっとツいてた気分にもなり、、、むーん…。

2台目の方は無問題。iCloudでコンタクトリストもさっくり読み込み。 老夫婦のiPad のヘルプを終えた店員さんが「スクリーンプロテクター貼る?」というのでお願いしたら、それはそれは大変早くて美しい手際の良さで、マジックショウのようでありました。オニイサン スゴイネー!!っつって一気に私のご機嫌レベルが回復したのであります。

早速 Siri ちゃんに how are you? と話しかけたら"excellent !"と返答。what are you gonna do? と言うと"here's your event!" と私のカレンダーから仕事のスケジュールがポップアップ。ナニソレつまんない。Do you like Sushi? って聞いたら"Surprisingly, I haven't tried before." っつってた。
私の 3GS は実はバイブレーションモードにする為のスイッチも壊れていたし、スクリーンをタッチしても上手く動かないようなボロボロの状態だったのだけどすっかりそれに慣れてたので、なんだか突然、大変なグレードアップでござい。

大事に使ウ。

写真:ボロボロの3GSで撮影したiPhone5(待ち受け画面がまだデフォルト!) と、新しいiPhone5で撮影した3GS。



Saturday, March 02, 2013

れこーでぃんぐ#2

本日は一日中 Old Monk の レコーディング でした。


私にとって前回と大きく異なることがあります。

前回はエンジニアと綿密な打ち合わせを経て、新鮮な気分で挑んだ久しぶりのバンドレコーディングでした。その後すぐそのレコーディングスタジオで働くことになったので、今回は、毎日出勤している職場でのレコーディング。

そしてボスにエンジニアリングをさせている状況…。

...だからと言って何も悪いことはなく、大変プロダクティブな日でございました。

一日で6曲くらい出来ればいいかなと思ってたのだけど、10曲でけたー!(バックアップギターとボーカルは全で後でまたレコーディングしなきゃなのですが。)

明日も通常業務で出勤しますがスタートが夕方なので、出勤前に!遂に!待ちに待ったケータイを!買いに行きます!!!
4Sかなー、、、いやーーーーやっぱり5 かなーーー。