Saturday, January 18, 2014

ゆびわ



久しぶりに寄ったレコ屋で「ごはんができたよ」が35ドルで壁に掲げてあるのを見て、迷ってしまったのです。盤の状態もチェックせず結局買わなかったのだ けど、その日は非常に珍しい買い物をしておりました。...普段全然することない、指輪。その壁のレコードより安いのをペアで。
そしてその翌々日、朝8時半に役所へ出向き、式をしてきました。
式 と言っても予約など出来ないので、整理券を取って待って、順番が来たら、チャペルという名のただの部屋で「誓いますか?」「誓います」というのと指輪交換 をするくらいの2,3分程の簡単なもの。だから格好は気にしなくていいのだけど、写真を撮りたいのでヘッドドレスをすることにしたらA氏が「葬式?」 と…。



私たちの式はおそらくその日の4番目だったと思います。2014年1月14日の4番目、で葬式に参列するような 格好をしているワタクシ。..4はしあわせのシ〜!
待ち合い室には、2人ともアジア人(多分チャイニーズ)の若いカップル(嫁が白いウェディングっぽいワンピースで婿がタキシードという結婚式らしい格好)、2人ともブラックのレズビアンカップル(婿側はストライプのパンツに蝶ネクタイ、嫁側はカジュアルめなワンピース)、2人ともがおそらく50代と思われるカップル(今すぐに軽いハイキングにでも行けそうなほどカジュアル)、そして私達。
順番が来て部屋に通されると、司祭さん(??なんて言うんだろ)役のかたが「指輪の交換しますか?」と聞いてくれました!…指輪、、、、要らなかったじゃーん!!!!!

でもこの、「普段指輪をしないけど仕方なく安いのを買って持っていった」、という話を何人かにしたら、「自分のときはそんなこと聞かれず否応なしに指輪の交換はあった」という人が多くて、その場で指輪が必要なことを知って人に借りたとか、たまたまあったキーホルダーのリングを指輪代わりにした、とかという話も聞い たので、その日の職員のかたが気を使ってくださる良いかただったというだけなのかもしれません。

式に行くのは自分たち2人と、1人以上の証人とい う役割の人に来て頂かなければなりませんので、前の日に、毎朝会社に早く来るというA氏の仲の良い同僚B氏にお願いしたところ快く引き受けてくださり、私達よりも前に市役所に到着し、ブーケなんて微塵も考えていなかった私に薔薇をくださって、写真も撮ってくれて式のあとに朝からシャンパンを開けられるところを探して連れていってくださり3人でボトル一本楽しく飲ませて頂いて、、、と、軽くお願いしただけなのに非常〜〜〜にお世話になってしまいました。B氏には足を向けて寝られません。
ちなみにこの朝っぱらから飲んだ後、 私ら全員ごくフツーに仕事に行きました。

このシャンパン美味しかった!


というわけで、わたくし、今年更新しなきゃいけないはずだったアーティストビザの手続きを免れましたー!IDの名前を変えるのが面倒なので名前も変えなかったし全く生活環境も変わらなので、無理に○○婚と名付けないとならないとすればビザ婚だけど、かと言って5年もいっしょに住んでいる人と結婚したので偽装のビザ婚じゃないし。タイミングっす。

追記:市役所内のハリボテの前で記念写真の撮影が可能 !



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